初心者が失敗しないプログラミングスクールの選び方とは?基準や避けるべきスクールを解説

初心者が失敗しないプログラミングスクールの選び方とは?基準や避けるべきスクールを解説

空前のプログラミング学習ブームを受け、ここ数年プログラミングスクールの数が急増しています。
しかし、このブームの影には高い受講料と多くの学習時間をつぎ込んだにもかかわらず挫折し、涙を呑んだ大勢のプログラミング学習者が存在するのをご存知でしょうか。
そこで、ここではプログラミング時間・お金を無駄にしないプログラミングスクールの選び方・基準を中心に、プログラミングスクールで失敗する原因や避けるべきスクールについても併せて解説します。

挫折率90%の現実……まずはプログラミングスクールで失敗する原因を知ろう

大前提として、多くの方にとってプログラミング(正確にはプログラミング言語)を習得するのはは難しいものです。そのため、実にさまざまな参考書・技術書が世に出回っていますが、それでも「独学は難しい」といわれるのがプログラミングの世界。

プログラミングスクールと独学、結局どちらがおすすめ?

そこで、思い悩む学習者の前に登場するのがプログラミングスクールです。
これからプログラミングスクールを選ぶのであれば、時間・お金が無駄にならないスクールの選び方について知りたいもの。
早速、選び方の基準について解説していきたいところですが、その前になぜ、多くの学習者がプログラミングスクールで失敗するのか知っておく必要があります

ズバリ、受講形式や学習の進め方が合わなかった

プログラミングスクールの受講形式は概ね「通学型」「オンライン型」「自習型」の3タイプの分かれ、それぞれにメリット・デメリットがあります。

・通学型
スクールの教室に出向いて授業を受ける昔ながらの受講形式。教室でほかの受講生と一緒に学ぶものから、最近では講師からマンツーマンで指導を受けられるタイプも登場しています。
通学型の一番のデメリットは移動に時間がかかること。ライフスタイルによっては途中から通えなくなる場合があります。
また、講師による画一的かつ一方的な講義や、教室の雰囲気が性に合わず通学しなくなるケースも。

・オンライン型
現在、多くのプログラミングスクールで導入されているのが、自宅からパソコンで講義を受けるオンライン型です。場所や時間にとらわれず、都合のいいときに受講できるため、忙しい社会人や海外在住の方には大きなメリットがあります。
一方、オンラインゆえに質問の返答には時間がかかる、孤独になりがちなのでモチベーションを維持しにくい、といったデメリットがあり、これがネックとなって途中から離脱してしまう方がいらっしゃいます。

・自習型
読んで字のごとく、プログラミングスクールから提供されるテキストやスライド、もしくは独自の学習システムを使って受講生が自習する受講形式です。
講義がないので時間の拘束を受けず、都合のいいときにどんどん学習を進められる点は大きなメリットでしょう
しかし、一度躓いてしまうとそこから先は思うように進まず、挫折してしまう方がいらっしゃいます。また、オンライン型と同じく、孤独になりやすいのでモチベーションの維持が難しくなりがちに。
なお、自習型でしっかり学べるかどうかは、提供される教材の質に大きく左右されます。初心者の場合は入学の時点で教材のレベル・質を判断できず、入学してから教材の内容に疑問を抱く方が多いようです。

受講期間が短く、講座を修了できなかった

1ヶ月、3ヶ月、半年といった短期間で集中的に学ぶコースを受講した際にありがちな失敗です
仕事や学校で忙しく期間内に終えられなかった場合もあれば、途中で躓いて先に進めなかった、学習計画の見通しが甘かった……などの理由も挙げられます。
期間内に修了できない場合は延長の追加料金を払って受講を続けられることがありますが、資金を捻出できなければ中途半端なところで学習が終わり、結果失敗に。
エンジニアへの転職コースの場合は早期目標達成のため受講期間が短く設定されていることが多く、受講する場合は入学時点からの綿密な学習計画が必要です。

プログラミング言語選びで判断ミス

学習を進めていく中で、途中からその言語に興味が持てなくなった、また、あまりの難しさついていけなくなったことが原因で挫折してしまう方がいらっしゃいます
また、学びたい言語があったにもかかわらず、スクール側からのアドバイスで予定を変更したパターンもあるでしょう。
どちらにしても、言語選びは将来の目標を見据え、慎重に決めなければなりません。

エンジニアが学ぶべき需要の高い稼げるプログラミング言語とは?

知名度や広告だけで入学を決めてしまった

知名度が高く、資金力のあるプログラミングスクールは多額の広告費を使い、Webマーケティング手法を駆使して広告を拡散します。
初心者はどうしてもこうしたプログラミングスクールに目が行ってしまい、講義の内容やサポートの充実度、転職成功率、講師のレベルなど重要なポイントのチェックを怠ってしまう傾向がありますが、「有名どころなら大丈夫だろう」という判断は失敗の元です

受講料の安さにつられてしまった

プログラミングスクールの受講料は1日講座や体験講座でない限り、基本的に数十万円と高額です。そのため自己資金が少ない場合は受講料の安いスクールから選ぶことになりますが、その「安さ」には必ずどこかにデメリットがあるものです
たとえば、受講期間が超短期、質問できない、転職サポートがない、途中で退会すると違約金が発生する、といったものが挙げられますが、このようなデメリットが多ければ多いほど失敗率も上昇しますし、実際に挫折してしまった方は少なくありません。

修了後の転職サポートが充実していなかった

厳しい学習を乗り越えて無事修了したものの、プログラミングスクールの転職サポートが思ったようなものではなかったため転職できず、すんでのところで失敗してしまうことがあります
アドバイスが不十分だった、30代・40代へのサポートが手薄だった、ポーフォリオ制作のサポートがない、などのほか、そもそも非常に難しい条件をクリアしなければサポート自体が受けられない場合も。

現場の厳しさに潰れてしまった

「現場に出てみたらプレッシャーに耐えられず辞めてしまった」。
無事プログラミングスクールを修了し、転職にも成功したものの、プログラミングスクールで学んだ知識を上手く使いこなせず、大きな精神的ストレスを抱えて早期退職する例が多いのをご存知でしょうか
習得した知識を現場で最大限に活かすためにはインプットと同時にアウトプットも訓練する必要がありますが、多くのスクールではこのアウトプット訓練のウェイトが低いため、いざ現場でエンジニアデビューしても手も足も出ない、そして業務についていけない焦りから心身ともに疲れ果ててしまう若手エンジニアが続出してしまうのです。

プログラミングスクール選びに時間をかけなかった

「早くエンジニアなりたい!」「情熱が冷めないうちに申し込みたい!」と前のめりになっていた方によくありがちな失敗です。
カリキュラムやサポートの詳細などの重要なポイントをしっかり見極めていないため、当然上記のような失敗のループに入ってしまうわけです
この場合、入学希望者から選ばれる側であるプログラミングスクール側には非がありませんし、まともなスクールであれば「しっかり検討してから申し込んでほしい」と考えているもの。受講生がきちんと修了してくれた方がスクールの実績になるからです。

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初学者が失敗しないプログラミングスクールの選び方・基準とは?

チェックポイントを確認する人

上に挙げた失敗の原因を見て、ハッとさせられた方が多いのではないでしょうか。
現在プログラミングスクールを検討している方、そして再チャレンジ予定の挫折経験者の方も、上記をふまえたうえで以下の「初学者が失敗にしないプログラミングスクールの選び方・基準」を基に慎重にスクールを選んでいきましょう。

目標・目的達成に必要なカリキュラムがあるか

WebエンジニアになりたいのであればWebエンジニア養成講座、アプリを開発したいのであればアプリケーションエンジニア養成コース、JavaScriptを学びたいのであればその言語の講座があるかどうかを確認しましょう。
そのためにはまず、何を目標・目的とするのかはっきりさせる必要があります
ここがしっかり定まり、ブレることがなければ、プログラミングスクールのスタッフに勧められた講座を自分の意思なく受講するようなことは起こらないはずです。

受講形式・指導方法が自分に合っているか

ライフスタイル、学習のために確保できる時間、自身が集中できる環境などを考慮した結果、どの受講形式・指導方法がベストなのか、時間をかけて検討しましょう
可能であればプログラミングスクールの評判を見るだけではなく、受講経験者に話を聞いてみることをおすすめします。
高校受験や大学受験で塾や予備校、通信教育を利用したことがある方は、そのときのことを思い出してみるのもアリです。
そして、受講期間についても必ず確認してください受講期間が短期になるほど受講料が安くなるスクールがありますが、ここで安さにつられてはいけません。初心者の場合は理解に時間がかかることを前提としたうえで、冷静に判断しましょう。

現場での業務を想定したアウトプット中心のカリキュラムか

本気でエンジニアへの転職を目指すなら、プログラミングスクール時代から現場で通用する即戦力を養いたいところ。そのためには、現場での業務を想定したアウトプット中心のカリキュラムで学習する実践型スクールを選ぶ必要があります
現場では度重なるエラーや迫ってくる納期、突然やってくる緊急対応との戦いも待っていますから、知識を詰め込むだけの机上の空論を学んで満足してはいけません。

内容と金額が見合っているか

プログラミングスクールが開催する説明会や個別カウンセリングで実際に使用する教材や授業を見せてもらい、内容・ボリュームが受講料と見合っているか確認しましょう
初心者の場合は内容の判断が難しいところですが、サポート体制と併せて丁寧に見ていけば、サービスの充実度と金額のバランスがわかってくるはずです。

学習サポートの有無・充実度

質問しづらい、質問への返答が遅いことはモチベーション低下につながります
質問の体制やメンターの存在なども必ず確認しましょう。オンライン型でも教室で講師に会って質問できるスクールがありますし、通学型であっても講師にすぐ質問できる環境が用意されていないことがあります。

転職サポートの有無・充実度

エンジニアへの転職を希望している場合は、修了後の転職サポートの具体的な中身について必ず確認しましょう。特に重視するべきなのは「一体どこまでサポートしてくれるのか」という点です
履歴書・職務経歴書の作成支援や模擬面接などにとどまるのか、ポートフォリオの制作や企業・案件紹介まであるのかどうか。企業の紹介がある場合は年齢制限の有無も確認してください。一般的には20代~30代前半くらいまでをサポート対象としているスクールが多いため、30代半ば以降の方は特に注意が必要です。

受講料が予算内に収まるか

受講料が予算内に収まるかどうかもプログラミングスクールでの学習を成功させる重要なポイントです
足りないときは教育ローンや分割払いで対応できるとの考え方もありますが、経済的な不安を抱えながらの学習は想像以上に重い精神的な負担となります。
予算を超える場合は無理をせず、決断を焦らないようにしましょう。資金を準備できるまで待つことも大切です。

入学希望者への丁寧な説明があるか

誠実なプログラミングスクールであれば、スクールについての様々な情報を無料体験会や説明会、相談会などで十分に提供してくれるはずです
講座の修了率や就職・転職成功率、就職先企業などをはじめ、プログラミング学習の難しさやエンジニアになった後の労働環境、実際の年収、現場で求められるスキルレベルなどの、厳しい部分を話してくれているかどうかもチェックポイントです。

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こんなプログラミングスクールは「やめておけ」?

行く手を遮る男性

最後に、避けた方がいいプログラミングスクールの特徴をご紹介しましょう
検討中のスクールに当てはまっていないでしょうか。

強引に勧誘する

入学検討者の意思を無視して強引に勧誘するようなプログラミングスクールは避けた方が無難であり、丁寧な言葉であっても申し込みにプレッシャーをかけてくるようであれば同じです。

リスクやデメリットなどのマイナス面について一切説明しない

物事には必ずどこかにリスクやデメリットがあるもの。プログラミング学習においても例外ではありません。
プログラミング自体が難しいこと、言語によってはある程度センスも要求されること、スキルレベルや年齢によっては就職・転職が難しい場合があることなどのマイナス面を一切説明せず「修了から数ヶ月で収入大幅アップ」「まったくの未経験から誰もが知る大手IT企業へ転職成功」といったような“光の部分”しか語られない場合は注意が必要です

講師や教材のレベルが低い

プログラミングスクールによっては経験の浅いエンジニアや学生を講師として採用していることがあります。すると、当然ながら講義の内容もそれなりのレベルに。
講師にこだわりたい場合は、そのスクールが求人媒体や採用ページなどで学生や経験の浅いエンジニアでも応募可としているかどうか確認してみましょう
教材については図や表がわかりやすくレイアウトされているか、明らかな誤字脱字があるかどうか確認してみてください。丁寧に作られている教材は、いいスクールの証です。

まとめ

今回は、初学者が失敗しないプログラミングスクールの選び方についてご紹介しました。
独学も悪くありませんが、効率的に学びたいのであればプログラミングスクールを利用しない手はありません。
時間とお金を無駄にせず、プログラミングスクールをフル活用して目標を達成するためにも、スクールは時間をかけてじっくり選ぶように心がけましょう。

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LifetimeEngineer編集部
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