未経験からJavaエンジニアに転職するには?転職までのステップや需要、難易度についても解説

未経験からJavaエンジニアに転職するには?転職までのステップや需要、難易度についても解説

Javaはさまざまなシステムで使われる需要の高いプログラミング言語ですが、習得が難しく、挫折する学習者も少なくありません。
そこで、ここでは未経験からJavaエンジニアに転職する方法を中心に、Javaエンジニアを目指すメリットや特徴・習得が難しいといわれる理由、最新の需要・求人状況について解説します。

そもそも未経験からでもJavaエンジニアになれる?

数あるプログラミング言語の中でも需要が高く、求人数も多いJava。しかし、経験がまったくない場合でもJavaエンジニアとして新しいキャリアをスタートできるのでしょうか。
結論からお伝えすると、次のような理由から未経験からでもJavaエンジニアになることは可能です。

  • 需要が高いので未経験者にもチャンスがある
    Javaは業務システムやアプリ、ビッグデータ、クラウドサービスなど多岐にわたる分野で使用されているプログラミング言語です。そのため、世界中で広く使われているプログラミング言語の一つです。そのため、Javaエンジニアに対する需要は高く、しっかり学べば未経験者でも採用されるチャンスが高くなっています。
  • 学習リソースが豊富
    未経験者がJavaエンジニアとして転職するためにはJavaの学習が不可欠ですが、幸い、プログラミングスクールや学習フォーラム、書籍など、Javaを学ぶためのリソースは非常に豊富です。これらのリソースを利用すれば完全未経験者でも効率的に学習を進められます。

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Javaエンジニアの需要が高いのはなぜ?

実際のところ、Javaエンジニアの需要はどれくらい高いのでしょうか。
転職・就職・学習プラットフォーム「paiza(パイザ)」の求人票数をもとに作成された「転職で企業からニーズが高い言語ランキング」によれば、Javaは第2位という結果でした。PythonやC言語など全17ほどあるプログラミング言語のうち、JavaScriptに次いで2番目に求人数が多いことから、Javaエンジニアの需要状況は他のエンジニアと比較して高いといえます。
(参照:プログラミング言語に関する調査(2022年版)/paiza)

それではなぜ、Javaはれほど需要が高いのか、もっと掘り下げてみていきましょう。
以下はJavaエンジニアの需要が高い理由としてよく挙げられるものです。

  • Javaは歴史と進化が共存する言語
    Javaは1990年代から使われている歴史のある言語でありながら、技術の進化に合わせて更新され続けており、現代の開発ニーズにも対応しています。その結果がSpringやSwingなどの豊富なフレームワークやライブラリの存在なのです。
  • 汎用性が高い
    Javaは「一度書けばどこでも動く(Write Once, Run Anywhere)」という特性を持っており、異なるプラットフォーム間での移植性が高いです。これが企業にとって魅力的であり、Javaエンジニアの需要を支えています。
  • 大企業による採用
    上記のような汎用性の高さゆえ、多くの大企業や金融機関がJavaを採用しています。これらの企業では、既存のシステムの維持・更新だけでなく、新しいプロジェクトにもJavaが使われることが多いです。
  • 新技術への適応
    Javaはクラウドコンピューティング、ビッグデータ、IoT(Internet of Things)などの新しい技術領域にも適応しています。これにより、これらの分野でのJavaエンジニアの需要も高まっています。

以上の点から、Javaエンジニアは引き続き高い需要が見込まれますから、これからエンジニアへの転職を目指す場合でも安定したキャリアを築けるでしょう。
ただし、Javaエンジニアを目指すには、Java特有の”難しさ”を乗り越えなければなりません。

Javaが難しいと言われる理由

「Javaは難しいプログラミング言語である」という噂がネット上で見受けられます。では、なぜJavaが難しいと言われるのか、その理由は主にこの4点です。

オブジェクト指向に慣れるまで時間がかかる

Javaは、「オブジェクト指向」に従ってプログラミングを行います。オブジェクト指向では「クラスや継承、カプセル化」など、さまざまなルールを習得する必要があります。そのため、プログラミング経験者のなかでも、GoやSwift、C言語やアセンブリ言語などのオブジェクト指向型でない言語習得者の場合には、完全未経験者と同じように苦労するケースも珍しくありません。
したがって、オブジェクト指向プログラミングに慣れるまで時間がかかる人が多いため、Javaは難しいと言われているのです。

Javaは静的型付け言語

Javaは静的型付け言語であり、変数の型を明示的に宣言する必要があります。これJavaScriptやPythonなどの動的型付け言語に慣れている人にとって、最初は戸惑いの原因になることがあります。

文法や記述ルールなど覚えることが多い

他のプログラミング言語であれば1行で記述できるような内容でも、Javaでは定義することが多く、複数行記述しなければなりません。また、記述するコードが長くなれば、それだけミスする可能性も高くなるうえ、そのミスを見つけるのも一苦労

メモリ管理が難しい

Javaではガベージコレクションがメモリ管理を行いますが、メモリ使用量やパフォーマンスに関する理解が必要になる場合があります。これは特に大規模なアプリケーションやパフォーマンスが重要なアプリケーションを開発する際に重要です。

【入門】Javaの基礎知識や特徴、挫折ポイントも解説!

未経験からJavaエンジニアに転職するための4つのステップ

未経験からJavaエンジニアになるには次の4つのステップがあります。

  1. 目指す業界を決める
  2. Javaプログラミングを習得する
  3. ポートフォリオを制作する
  4. 求人情報の検索と応募

目指す分野を決める

Javaエンジニアはさまざまな開発で使われているため、ターゲットとなる分野も必然的に広くなりますが、まずは目指す業界をある程度決めておく必要があります。
決めるときのコツは、「自分が作ってみたいもの・興味がある・前職が活かせる」この3点ですが、併せて以下も参考にしてみましょう。

  1. ウェブ開発: Javaは大企業や官公庁のウェブアプリケーションやサービスの開発でよく使われています。
  2. ソフトウェア開発: 多くのデスクトップアプリケーション、ツール、ゲームなどがJavaで開発されています。Javaはプラットフォームに依存しないため、さまざまなオペレーティングシステムで動作するソフトウェアを作成するのに適しています。
  3. モバイルアプリ開発: 特にAndroidアプリの開発にJavaは広く使われています。Androidの公式開発言語の一つであり、多くのモバイルアプリがJavaで書かれています。
  4. 業務システム開発: 大企業や組織で使われるビジネスアプリケーションの開発にJavaはよく利用されます。これには、CRMシステム、ERPシステム、自動化ツールなどが含まれます。
  5. クラウドコンピューティング: Javaはクラウドベースのアプリケーション開発にも適しており、AWSやAzureなどのクラウドプラットフォームでの開発にも使用されています。
  6. ビッグデータ: HadoopやSparkなどのビッグデータプラットフォームはJavaで構築されており、ビッグデータの処理や分析自体にもJavaが使われることが多いです。
  7. 組み込みシステム: 小型デバイスや組み込みシステムにおいても、Javaはその可搬性と効率性ゆえに選ばれることがあります。
  8. 金融サービス: 銀行や金融市場のシステムは、高い信頼性とセキュリティが求められるため、セキュリティレベルの高さで定評があるJavaがよく使われます。

Javaプログラミングを習得する

目指す業界を決めた後は、Javaプログラミングのスキルや知識を習得していきましょう。Javaエンジニアは、業界によって求められるスキルが異なるため注意が必要です。

具体的には、各業界のサービスを実装するうえで使われるJavaのライブラリやフレームワークを習得する必要があります。特にフレームワークに関しては、ゲーム開発で使用される傾向がある「libGDX」が、Webアプリ開発では利用頻度が少ないように、開発内容によって使用されるものが異なります。

ポートフォリオを制作する

完成したプロジェクトやコードをGitHubなどのプラットフォームにアップロードし、ポートフォリオを作成します。これは、転職活動時にあなたのスキルを示す重要なツールとなります。

求人情報の検索と応募

Javaエンジニアの求人を積極的に探し、応募します。未経験者向けの求人や、インターンシップ、ジュニアポジションを狙うと良いでしょう。

Javaを独学する場合の学習ステップ

Javaは社会人や学生などさまざまな人が習得を目指すプログラミング言語であるため学習リソースも豊富ですが、可能であればプログラミングスクールの利用をおすすめしています。
前述の通り、Javaは習得が難しいプログラミング言語といわれているため、まったくの未経験者が独学するにはかなり高いハードルがあるからです。
しかし、それでも独学でJavaを習得するのであれば、次の学習ステップを実践してみてはいかがでしょうか。

  1. 基本の理解:書籍やUdemy、Progate、ドットインストールなどを使って Javaの基本的な構文、データ型、制御構造、オブジェクト指向の概念を学ぶ。
  2. フレームワークとライブラリの学習: SpringやHibernateなどのフレームワーク・ライブラリを学ぶ。
  3. 自主制作: 簡単なアプリケーションやゲームを自分で作ってみる。
  4. 公式ドキュメントの閲覧: Javaの公式ドキュメントを読んで、詳細な知識を得る。
  5. コードの書き方と読み方の練習: 自分でコードを書き、他人のコードを読むことで理解を深める。
  6. コミュニティへの参加: Stack OverflowやGitHubでの交流を通じて知識を深める。
  7. 定期的な練習: 日々のコーディング練習を続ける。

未経験歓迎のJavaエンジニア求人のチェックポイント

最後に、未経験歓迎のJavaエンジニア求人におけるチェックポイントを2つ紹介します。
未経験歓迎の求人であっても、それぞれで条件が大きく異なります。スムーズにJavaエンジニアへ転職するためにも、今のうちにチェックしておきましょう。

Javaのスキルレベル

未経験歓迎求人の場合には、Javaプログラミングの高いスキルを応募要件にしている場合もありますが、一方で別言語のスキル保有者であれば応募できる求人も多いです。
また、採用後に育成する制度を設けている企業では、「スクールレベルのスキルでも可」「趣味レベルでも可」といったように、Javaのスキルが高くなくても応募できるケースもあります。
このように未経験歓迎求人でも求められるスキルレベルに大きな差があるため、応募予定求人におけるJavaのスキルレベルが自分とあっているかどうかをチェックしておくと良いでしょう。

Java以外の必須スキル

Javaエンジニアには、業務を行ううえでJavaプログラミング以外のスキルも必要になるケースも多いです。例えば、フロントエンド開発のスキルやも必須としている場合もあります。
また、ExcelやWordなどのオフィス関連ツールや、AWSやMicrosoft Azureなどのクラウドコンピューティングに関するスキルを必須としている場合もあります。
転職後のミスマッチを減らすためにも、企業に応募する際はJava以外で必要とされるスキルもチェックしておきましょう。

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まとめ

Web開発案件の増加にともないJavaを扱える人のニーズが増えたことで、未経験可のJavaエンジニア求人も増加傾向にあります。そのため、Javaを全く学んだことがない人も、Javaエンジニアになれる可能性は十分あります。

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LifetimeEngineer編集部
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