エンジニアの適性がある人とない人の特徴とは?適性をチェックする方法についても解説
エンジニアの適性があるのかどうかについて考えたことはないでしょうか。
エンジニアにはスキルのほか、独特の思考も要求されるためプログラミング学習者のみならず、すでに現場デビューしているエンジニアにとっても気になる点です。
そこで、ここではエンジニアの適性や適性をチェックする方法をご紹介します。論理的な思考が得意か、問題を解決するのが好きかなど、エンジニアとして成功するためのポイントをわかりやすく解説しているので、自分がエンジニアに向いているか知りたい方はもちろん、キャリアチェンジを考えている方はぜひ参考になさってください。
エンジニアには適性がある?
エンジニアには技術的な適性と、非技術的な適性に分かれます。技術的な適性には主にプログラミング能力、非技術的な適性にはコミュニケーション能力やチームワーク能力、プロジェクトマネジメント能力、リーダーシップ能力などが挙げられます。
エンジニアの適性がある人の特徴とは?
エンジニアとして長く活躍するためには、まずはプログラミングをはじめとする技術面のブラッシュアップが重要ですが、元々の性格や気質といった部分も大きく影響します。つまり、これが「エンジニアに適性がある人」となるわけですが、それでは早速、エンジニアに適性がある人によくみられる特徴を確認していいきましょう。
プログラミングに興味がある
プログラミングに興味がある人は、エンジニアとしての適性があります。プログラミング自体が楽しめる人は積極的に技術を取り入れるため、自然とスキルが身に付きやすいからです。
地味な修正作業が苦にならない
地味な修正作業が苦にならない人もエンジニアに向いていると言えるでしょう。
修正作業は、プログラムを完成させるために必要な作業であり、技術的な能力だけでなく、細かい作業にも耐えうる忍耐力が必要となります。地味で細かな作業が苦にならないどころか好きであるならば、エンジニアとして適性は高いでしょう。
学習意欲がある
学習意欲がある人もエンジニアとして適性があります。エンジニアは一度知識を吸収して終わりではなく、日々新しい技術・知識を学んでアップデートしていかなければなりません。ITエンジニアリングの世界は技術の進歩、流行の流れが速いため、現在のスキルが数年後は古くなってしまうことも少なくありません。学習意欲がある人は、継続的にスキルを更新できるので、どのような現場でも需要があり、エンジニアとして長く活躍できるでしょう。
クライアントの要求に柔軟に対応できる
クライアントの要求を理解し、それに応じて技術的な課題を解決するための最適な方法を提案できる人はエンジニアとしての適性があります。エンジニアは、クライアントが望む成果物を納品する仕事ですから、クライアントのニーズを正確に把握することが必要であるうえ、クライアントのニーズに合わせて柔軟に対応できなければなりません。
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エンジニアの適性がない人の特徴
プログラミングの技術やITの知識がある人すべてがエンジニアに向いているとは言えません。
前述の通り、元々の性格や気質といった面もエンジニアとしての素質を構成する重要な要素だからです。
では、エンジニアとしての適性がないと考えられる人の特徴をいくつか挙げてみましょう。
プログラミングに関心がない
プログラミングに関心がない人はエンジニアとしての適性がありません。エンジニアにとってプログラミングスキルは必須のスキルです。プログラミング自体に興味や関心がなければ、仕事の中核的な業務を楽しめなくなってしまいます。また、プログラミングに関心がなければ、自ら積極的に知識を取り入れることが少なく、なかなかスキルアップできません。
論理的思考が苦手
ITエンジニアリングでは複雑な問題解決が要求されるため、論理的かつ体系的に考える能力が不可欠です。このような思考が苦手な人は、エンジニアとして活動するのが難しいかもしれません。
新しいスキルの学習に消極的
技術の進歩は速く、エンジニアは常に新しいスキルや知識を学び続ける必要があります。学習に対して消極的な姿勢では、技術の進歩についていくのが難しくなります。
細かい修正作業が苦手
細かい修正作業が苦手な人はンジニアとしての適性がありません。プログラムではエラーの対応などの細かい修正作業が度々発生します。細かい作業が面倒だと感じる場合は日々の業務が辛いものとなってしまうでしょう。
納期に追われるプレッシャーに耐えられない
納期に追われるプレッシャーに耐えられない人は、エンジニアには向いていません。
というのも、エンジニアは納期が厳しくスケジュールに追われることが少なくないため、プレッシャーに耐えられず、プロジェクトを完遂させることができなければクライアントに迷惑がかかりますし、エンジニアとしての自信も失ってしまいます。
これはエンジニアに限った話ではありませんが、多少のプレッシャーが生じても乗り越える精神を持っていなければ、エンジニアとして働き続けることは難しいでしょう。
コミュニケーションスキルが不足している
エンジニアはチームで働くことが多いため、円滑なコミュニケーション能力が必要です。他のチームメンバーやクライアントとのコミュニケーションが苦手な人は、エンジニアとしての評価も低くなってしまうでしょう。
継続的に学習しない
継続的に学習しない人もエンジニアに向いていません。エンジニアリングは常に進化しており、新しい技術が絶えず開発されていますから、それらを理解・利用する能力はエンジニアとしてキャリアを積み上げていくためには必須です。
新しい技術の習得を怠ってしまうと自身のスキルが徐々に時代遅れになり、最終的にはクライアントにニーズを満たせず“使えないエンジニア”認定されてしまいます。
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エンジニアに求められる適性能力
先ほどエンジニアの適性がある人の特徴をいくつか挙げましたが、それらをより具体的に示すのが以下の「エンジニアの適性能力」です。
論理的思考力
エンジニアには論理的思考力が求められます。論理的思考力とは、問題を解決するために、複雑な問題を分解し、解決策を見つけるために必要な能力のことです。論理的思考力があることで、問題に対して系列立てて考えることが可能です。また、プログラムを設計し、開発する際に、漏れやダブりのない最適な設計を行うことができます。
問題解決力
エンジニアには問題解決力が求められます。問題解決力とは問題・課題を分析し、最適な解決策を見つけ出す能力を指します。エンジニアは日々これらと向き合う仕事であるといっても過言ではなく、エラーが発生するたびに解決に全力を尽くさなければなりません。この問題解決力が高い人はエンジニアとしてはもちろん、IT業界のビジネスパーソンとしても
集中力
エンジニアには集中力が求められます。エンジニアは高度な技術的スキルと深い思考を必要とする職業であり、そのためには集中力が不可欠です。高い集中力がなければ、高度で複雑な問題に対して正確かつ迅速に対応できず、業務についていけないどころか心身を病んでしまう可能性があります。
忍耐力
エンジニアには忍耐力が求められます。プログラミングでは、技術的な問題を解決するために、長時間繰り返し行う作業が発生しますから、忍耐力なければ長く働き続けるのことが難しくなるでしょう。エンジニアにはタフさが必須なのです。
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エンジニアの適性をチェックできるCABとは?
エンジニアの適性があるかどうかの判断は自問自答することでは導き出せません。今までの経験や勝手な思い込みだけで結論付けてしまう可能性があるからです。
こうした可能性をできる限り排除して客観的に適性を知りたい場合は「CAB適性検査」ような次のような適性検査を受けてみてはいかがでしょうか。
CAB
CAB適性検査とは「Computer Aptitude Battery」の略称で、IT企業のSE・プログラマー等を志望している就活生向けの適性診断テストです。CAB適性検査は、学力検査を中心としたSPIとは違い、命令表・暗算・法則性・暗号などの就活生の論理的思考力を測る問題が出題されます。
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まとめ
エンジニアとしての適性に欠けていても、重要なのはその先。具体的には、その欠けている点を客観的に把握して改善努めることで、適性を備えたエンジニアになることは十分可能です。
ですから、自己評価や適性チェックを通じて、自分の強みや改善点を理解し、必要なスキルを身に付けていいきましょう。
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